本を売るとき、メルカリかブックオフかで迷う

本棚が溢れかえってしまったので、数冊を処分したい。本は売れるから、いつもメルカリを使っている。

 

しかし今回は処分したい本が18冊(新書・文庫が10冊・ハードカバー8冊)もあり、メルカリで売ることもかえって手間になる気がしている。

 

そこで選択肢を増やすことにした。ブックオフだ。理由は、本を買ってくれるお店を他に知らないからだ。

 

やはり想起されるブランドは強い。想起されれば、いちいち検索してお店やサービスを調べることはない。

 

ということでメルカリとブックオフで比較検討してみる。

 

儲け額

まず、メルカリで試算していく。過去の履歴から単価を調べると、新書・文庫は400円で売れている。ハードカバーは600円だった。

 

今回メルカリで本を売ると、

400円×10冊 = 4000円

600円×8冊 = 4800円

合計売上は8800円

 

手数料は10%なので8800×10%=880円

送料はゆうゆう便165円を利用して165円×18冊=2970円

封筒代が10枚入110円を2つ購入して220円

 

想定される利益は、8800円-880円-2970円-220円=4730円

 

一方ブックオフは買取額を知らないので、ホームページの金額を参考にする。

www.bookoffonline.co.jp

 

63点で4556円なので平均単価は72.3円。

18冊を買い取ってもらうと、1300円が手に入る計算だ。

 

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メルカリで売れば4730円が期待でき、ブックオフで売れば1300円が期待できる。この差は実に3430円だ。本を売るならやはりメルカリが良さそうだ。

 

スピード

ただし、今回の目的はあくまで本棚の整理である。18冊を早く処分することで、スペースが生まれる。

 

ブックオフでは一括で査定してもらえるため、1日で18冊すべてを処分できる。ここで問題になるのは「メルカリなら何日で18冊を売り切ることができるか」だ。

 

過去の傾向として、売れるスピードは2日から3日だ。ただし1週間すぎると全く動きがない。結局、儲けを削るまで価格を下げることになる。

 

これまで出品した数と、今まだ在庫として残っている数を比較して割合を出すと、20%程度が残る計算だ。3冊から4冊は売れ残るだろう。

 

1週間以上売れなかったら、ブックオフで買い取ってもらうことになりそうだ。そうすると想定していたよりも売上も粗利も下がる可能性がある。

 

手間

もう一つの判断基準として、18冊をはけるための労力がある。ここでも、ブックオフが「ダンボールにつめて集荷と査定の予約を取るだけ」に対してメルカリは労力がかかりそうだ。

 

それが、ブックオフとの差額である3430円を儲けるに値する労力であるかを考えなければならない。

 

メルカリは一品一品を写真に撮って、必須項目を入力していく。1冊に対して約5分と考えると、18冊で90分もかかる。

 

次に梱包。封筒に入れる作業は、1冊2分としても36分かかる。

 

本が売れたら、近所のコンビニで本を発送する。1回あたり10分くらいかかるが、18冊一気に発送することはないから、発送作業が3回〜5回発生する。30分〜50分かかりそうだ。

 

メルカリで18冊を売るのにトータル156分〜176分かかる。約3時間だ。俺の労力を時給1000円とすれば3000円に相当する。

 

メルカリの粗利が4730円。労力が3000円。4730円 - 3000円 = 1730円。なんと営業利益は1730円になった。

 

ブックオフとの利益と比較してみると、1730円 - 1300円 = 430円。430円の差になった。

 

お金より処分スピードを選ぶ

 以上の試算を踏まえて、結論を出す。今回はブックオフに決定。メルカリの利益は大きかったが、在庫をはけるという目的を考えるとブックオフに軍配が上がる。

 

利益という面でも、手間を考えると額面ほどの差はないように思われる。本を売るための労力を差し引けば、430円の差になる。

 

もしメルカリで売れ残ったら、利益は完全に逆転する。そういう差額だ。

 

実際に作業にかかる労力をお金に換算することで、ほとんど差がなくなった。

 

わずらわしさを省くことを考慮に入れると、ブックオフでよいという判断になることもあろう。

 

メルカリとブックオフが、うまく共存している左証だろう。

 

 

 

 

 

 

ゴムパッキンのカビ問題でモメる

娘の水筒のゴムパッキンに黒いカビができた。妻が難癖をつけてきた。妻は水筒の黒カビは俺のせいだと言う。

 

「そんなわけあるか」と反論するも、「絶対そうだ」と言い返してくる。妻の言い分はこうだ。

 

  1. 娘の水筒は、俺が仕事から帰ってきて洗うのが日課である。水筒を購入して1年3ヶ月経つが、妻は洗ったことがない。
  2. 俺の洗い方を見ているとちゃんと洗ってない。「ちゃんと」とは何か。洗剤をつけてスポンジで丁寧に洗うことだ。俺は洗剤の量が少ない。かつ、すすぎが雑だ。

 

俺はそれに対して答える。

 

そもそも、カビの発生は洗い方が原因なのか。洗い方が違えば、カビは生えないのか。例えば、風呂場も黒カビが生える。風呂場は俺も妻も使う。使い方は関係ないだろう。

 

妻も負けじと返す。「風呂場もあなたの使ったあとがよくないのよ」「私はちゃんと水垢を流している」

 

埒が明かないと見た私はいつものごとく身を引く。謝罪はしないし非は認めない。ただ、カビを取ることを約束して議論は終了した。

 

その後、カビ取りのために、ネットで検索してゴムパッキンのカビ問題を調べた。

 

www.kajitaku.com

 

湿度が高く、ジメジメした場所に放置することが原因だ。

 

では、洗剤量は関係あるのか。俺の基準は、油汚れなら量多め、水筒ならスポンジに1〜2滴で十分だ。

 

macaro-ni.jp

 

「スポンジに食器用洗剤を2〜3滴垂らして洗う」とある。なるほど。これも遠からず。

ここでも湿度が高いため、必ず拭いて乾燥させるべしと書いてある。

 

つまり、誰が洗っても、湿度のあるとこで放置したらカビが生える。

 

やっぱり俺は責められる筋合いはない。何か事象が起きたとき、他者に原因を求めるのは人間の性か。自然の法則に従えば、誰のせいでもないことは明らかだ。

 

もはや妻は「起こることすべて夫が原因である」というバイアスに毒されている。